２．【TGV～TER乗り継ぎ】 一路、アヴィニヨンへ!!

フランス国鉄……SNCF

〝国鉄〟という言葉の響き、なんとも懐かしいですねぇぇ。


「俺、今日はJRで帰るから……」
って、〝じぇいあーる〟って言葉が、なんだかこっ恥ずかしくてなかなか言い出せなかったあの頃……（ﾄｵｲﾒ）



さて、数年前まではパリから郊外にTGV（国鉄）で出るには、シャルルドゴールから一旦パリ市内に行き、リヨン駅や北駅などのターミナル駅に向かう必要がありました。

しかし、数年前にシャルルドゴール空港の第２ターミナルの地下にTGVが乗り入れ、直接ここからプロバンス方面やベルギー方面などに行けるようになりました。

ターミナル＜2-F＞から「AEROPORT CHARLES DE GAULE TGV」駅に行く途中に、第１ターミナルとの間を結んでいる電車の発着場がありました。

お、オレンジだヘ(￣▽￣*)ノ・ ・.♪ヒャッ





そして上からその駅を覗いたら……

手前のシルバー＆ネイビーの車体がTGV。
奥のホワイト＆レッドの車体がパリ市内に向かうRER(B線)


※RER(B線)でパリ・北駅まで約３０分（8.4ユーロ）



ここに着くまで知らなかったのですが、自分が乗るTGVはニース行きでした。ちなみにニースまでこの新幹線で行くと５時間以上……。

また、右の「voie」というのは、その列車が発車するホーム。

寸前まで表示されませんでしたよ……




こちらはRERの時刻表。
RERというのは、近距離～パリ市内を結ぶ鉄道です。

市内を網羅しているメトロ（地下鉄）とはちょっと違うんですが、とても移動に便利な列車です。





そしてこの扇のような物体………


これ、国鉄の時刻表でした。
こういった、なんでもナイものに関しても、デザインセンスはやはり別格。





北側の入り口








正式名称は分かりませんが、僕は〝がちゃこん〟って呼んでました。
フランス国鉄には改札口がありません。
持っているチケットをこの機械の下の挿入口に差し込み、
「ｶﾞﾁｬｺﾝ」
と音がするまで待ちます。

そうするとチケットの裏に日時が印字され、それが改札を通った証になります。

もし忘れたら、車内の検札時に〝罰金〟を払わされるようです。




結局ニース行きTGVは４番線でした。
ホームから見上げた地上、そして空港へのコンコースです。


しかし、無駄なモノがなく、それでいて洗練されたスッキリとしたデザインの駅です。




突然自分の乗るTGVが入線してきたので慌ててシャッターを押しました。

そのせいで（←言い訳ですが）かなぁ～～りピンぼけです。