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南フランスドライブ日記
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迷い迷ってやっと辿り着いた……
マルセイユのもうひとつの目的。

…それは街を見下ろすように小高い山の上に建っている〝ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂〟に行って、街の写真を撮ること。

ここからの風景も某国営放送ハイビジョン番組で紹介されたことがあり、やはり一目惚れをした風景でした。


しかし……

建物は確実に見えども見えども、一向に辿り着かず。坂道だらけ、一方通行だらけの周辺の道を、彷徨うこと1時間半。車を一旦停車して地図の確認もさせていただけない、この国の道路&運転マナー事情には泣きが入り(爆)

…そんな思いをしてやっと辿り着けたときの感動は。
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マルセイユから20分も走ればこの雰囲気
マルセイユ市内をしばらく直線で続くD559。
バス専用レーン、車道、歩道が整然と並び、かなり広くて快適な道でした。

そしてその道は、市のはずれ辺りで片道1車線の地方道になりました。

とりあえず、最初の目的地はCASSIS(カシ)という町です。
カシスではありません。


マルセイユのブイヤベースには、このカシの白ワインが絶妙に合うそうです。


ところがカシでは……。
LA CIOTAT(ラ・シオタ)の海岸へ
カシの町を泣く泣く後にして車を走らせます。

ひと山超えた感覚?
でも、走ること15分ほどで、この〝LA CIOTAT(ラ・シオタ)〟という小さな海沿いの町に出ました。

塩田。しばらくこの漢字が頭から離れませんでした(爆)


■LA CIOTAT(ラ・シオタ)観光局HP


ここで初体験! それは、浜辺に直接立って、砂や水、しょっぱい空気に思いっきり触れること。
トゥーロンの高速の休憩所(サービスエリア)
フランスの道路は幹線道路に関しては完璧に整備されています。
各都市をA(高速道路)とN(国道)が何本も結んでいて、ストレスも感じませんでした。

高速道路。

日本のそれとは大きく違うものがありました。
…それは料金の支払システムです。


これまでここに至る過程でA(高速)を通ったのはマルセイユに入る直前の僅かな区間だけでした。

日本ならば、インターチェンジの入り口で〝通行券〟を発行し、出口でそれまでの区間の料金を支払うシステム、または首都高のように入り口で料金を支払って出口はそのままスルーする、という基本2つの方法しかないと思います。

事前に今回の旅行を計画したときに、フランスの高速道路の研究をしていました。

まず料金所は〝【t】マーク(日本で言うETC専用)〟〝【cartes】クレジットカード専用〟〝現金を籠に投げ入れ専用〟〝オッサンがいて直接払う〟の4種類のブースが並んでいる。
それぞれにアイコン(オッサンブースには帽子を被っているオッサンのイラスト)があって、分かりやすい……と。
D559沿いにある小さな街
N98をそのまま進めば今日の目的地のサン・トロペ。
しかしその道は、山間部を通るようなので、途中からD559に入り、海岸線攻め。

途中で通り雨に遭ってしまいました。
でもザーーーーーッッと降って、すぐに止む感じ。


小さな町が点在し、個々の表情を見せますが、やはり基本の色合いは完全に南仏色。
オレンジ~黄色系で造られた家屋やビルが、海、空の青と雲の白、山や木々の緑と絶妙にマッチした風景が、いつまでもいつまでも続いていきます。


途中でアイスクリームを食ったりして……。
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