３９．フランスの高速道路リベンジ！ ～アヴィニヨンまで

さて、いよいよ今日で相棒BMWともお別れだ(;＞_＜;)

アヴィニヨンTGV駅構内のHertzで借りて、アルル～マルセイユ～サン・トロペ～カンヌ～ニース～モナコ～エクス・アン・プロヴァンス……。

地図ではそれほど感じなかったけど、やはり実際運転すると、その距離は結構長かったなぁ。

でも、随所随所に目の覚めるような絶景たちが、疲れをまったく感じさせない旅を演出してくれました。

さて……　エクス・アン・プロヴァンスのホテルから朝一、高速に乗ってアヴィニヨンＴＧＶ駅まで!!!

高速……

高速……


やっぱりタダではすみませんでした(-"-;A ...

ホテルのすぐそばに、高速道路の入り口がありました。

まずは進む方向を間違えないように（ニース方向の車線に入らない）精神を集中させ、無事に本線に合流!!!

まず入り口には料金所はなしo(;-_-;)o




マルセイユ方面への分岐で少し渋滞。
しかしその後は、順調に進んでおります。

ずっとずっとのどかな光景……。

ん？
ビックリした(・・;)　TGV（新幹線）のあんなとこに、誰が落書き……

途中にまたまた料金所が……(￣Д￣;;

しばらく快適に走ってきました。　A8を進み、マルセイユ方面からのA7へ自然合流。
ほぼ片道３車線の高速道路は、交通量もそれほど激しくなく、ほんとうに走りやすい道です。


…ん？

あらっ(ﾟ□｡屮)屮


またまた、目線の先に〝料金所〟の標識が!!!
…一瞬TOULONでのクレジットカード無反応事件を思い出し、汗が噴き出す。

しかしすでに高速の上！　逃げ道はない。


そのまま心決めて僕は進みました。
そして目の前に現れたのは、東名東京料金所みたいな広大な集約料金所。

すこしスピードを落として徐々に近づく………。


ん？　誰も止まらない（　　・　　_　　・　　;　　）

なぜだ？　誰も止まらないで、そのままスルーして走っているではないか……。
制止バーもないし……。

しかも料金ブースにはオッサンはいない。


「そっか……今は使われていない料金所なんだな、ココ。」


僕は瞬時にそう悟って（他に考えが浮かばなくて）、そのままノンストップでこの料金所を通り過ぎてしまったのでした。


ところがこれが、後で………トホホ













アヴィニヨン南出口まであとわずか！

ちょっと小休止。
パーキングエリアで大きく深呼吸。







さて「AVIGNON SUD（アヴィニョン南）」出口のスロープに！
速度を落としながら進みます。

ん？
りょ、料金所だよ！(￣∇￣ ；)


…これまで高速出口には料金所はなかったじゃんか。（ってそれほど乗ってないけど）


恐る恐る近づく僕。

オッサン発見！　今
回は前回の反省もこめ、最初から有人ブースに向かったのでした。


オッサン「チケットを……。」
僕「………？」


オッサン「チケットを……。」
僕「ち、ちけっとデストｫｫｫ???」


僕はつたないフラ語で言いました。
「チケットなんて持ってないし……。　てか、チケットってなんだよ……。
僕は今朝、エクスから乗ってきたの。ジャポネだし……。　チケットってどこで買うんだよ……。ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」


オッサン「チケットない？　ないの？」（←２度言ったぜ）

僕「……どこでそんなモノを。」


僕は一瞬、こんなことが脳裏に横切ったのです↓

ま、まさかさっきの集約料金所って……　チケット発券するための料金所だったのか(ノ゜⊿゜)ノ
でもみんなスルーしてたぞ………。

い、ETCなのか?みんな。


真っ青になりました………僕。でもきっと、そうだったに違いないのですよ。たぶん。　peut etre……


オッサン「17ユーロね!!」
僕「………（頭の中で　17かける140いこーる…　2,380円!!!）　うそ！」


しかしそこは支払うしかありません。
現金で20ユーロ払って、３ユーロのお釣りをいただき、僕は泣きながら（爆）車を再発進させたのでした。

３０分ほど、８０kmほどしかないのに、１７ユーロはねぇだろ！おっさん！
…これ、罰金てやつですか|||||/(￣ﾛ￣;)＼||||||| ~~?

…料金所から離れてから、そう叫んでも遅いよね。


フランスの高速道路、
きらい!!!



そしてアヴィニヨン市内へ。
６日ぶりに帰ってきました。海沿いを行って、山沿いを帰ってきました。

ガソリンスタンドで満タンにして……　Hertzへ。

相棒、おつかれさま☆
楽しいドライブだったぜ！　高速道路以外は………。

精算後、驚愕の事実。
なんと走行距離は８７４kmでした！　そして追加料金は……720ユーロ(-"-;A ...

AVINGON TGV駅　…早く着き過ぎちゃったのさ。

なれないフランスの高速道路。
もし事故渋滞とかあったら……と、早くエクスを出てきたので、かなり早くアヴィニヨンに着いてしまった。

ここはTGV専用の駅。
←芋虫ではありません。駅の外観です。




時間を持て余し、駅構内をうろうろ。

アヴィニヨン橋などのある街の中心まではシャトルバスで１５分。

デカイ荷物を持って、あらためて訪れる元気は無し……。

１７ユーロもはらわされたし……















←１３時３２分のパリ行きTGV〝6176〟便に乗ります。

パリ（リヨン駅）まで、なんとノンストップ!!!






ひとつ前のストラスブール行きTGVが入線。

フランス人は慌てませんな。






僕を乗せたTGVは静かに走り始めました。

さよならプロヴァンス！
さよならコートダジュール！

さよならアヴィニヨン!!!


車内でビールを飲んだら、１０分もしないうちに爆睡してしまった………。

ゆっくり景色を堪能するつもりだったのに………。



そしてパリ。

TGVは、パリ（リヨン駅）に到着です♪


ﾗﾝﾀﾝﾀｧ~~ﾗﾝ♪
（↑SNCFのアナウンス前に必ず聞こえる歌みたいな音）