１９．完璧に一目惚れした港町 ～SAINT-TROPEZ（サン・トロペ）～

今回の旅行の計画を立てているときに、一番最後まで決まらなかったのがこの３日目のホテルでした。

TOULONに留まるか、翌日のニースまでの行程を考えてもう少し先のSANTE-RAPHAEL（サン・ラファエル）まで足を伸ばして泊まろうか……と。

しかし、ガイドブックを眺めていて、なぜかしらこの小さな港町に目が停まりました。

〝ブリジット・バルドーが愛した町〟
…別にブリさんは知り合いでも親戚でもありませんが、なんとなくその言葉と、他の町より断然規模の小さなこの町の雰囲気を、十分に味わいたいと思ったのです。

■SAINT-TROPEZ（サン・トロペ）　プロヴァンス・ウェブ
■SANT-TROPEZ（サン・トロペ）　観光案内所HP

２０．【特別編】サン・トロペのお宿

どうしてサン・トロペで一泊することにしたのか……
それはこの前のスレッドで書きました。

今回の旅行は、ドライブがメインなので、ホテルは〝寝られればいい〟という感覚で、安価なホテルばかりをネットで予約していたのです。

ネットは僅かな写真とレビュー（利用された方々の評判）、金額、サービス内容で判断するしかなく、実際にそこに着いた瞬間に、「ま、マジデ…(-。－;)」っと感じることも少なくはないのです。


しかし、まれにその反対もあったりします。

このスレッドは、「え？あの金額でこの設備……？いいの？」と感動しちゃったこのサン・トロペ（グリモー）のホテルだけを激写です☆

２１．大渋滞、通り雨…。しかしその先で見た景色は。

少し寝坊をしてしまった……。　2009.06.09/ TUEの始まり。

ホテルでゆっくりと朝食を…　と目論んでいたのだがあえなく断念。
さっさとチェックアウトを済ませて、僕は車のエンジンをかけた。

今日は、カンヌ、そしてニースへと向かうのだ。
時間をみて、カンヌでは湾上クルーズってのも体験してみたい。　


海から見るコート・ダ・ジュールの景色を脳裏で描きながら、僕はサン・トロペからサン・マキシム、サン・ラファエル方面に向かう海岸線のN98に乗った。


ところが………。

２２．この旅でもっとも感動した景色 ～コルニッシュ・ドル～

ガイドブックなどでは気づかずに、まったくNO MARKだった場所に、突然息を飲むような景色が現れる……。

この感動は、こうした車や各駅停車の電車の旅ならではの楽しみではないでしょうか。




St-RAPHAEL（サン・ラファエル）を越えたN98は、そんな景色を僕にプレゼントしてくれました。

St-RAPHAELが、コート・ダ・ジュールの入り口の街。

ついに、コート・ダ・ジュールに突入です!!

２３．国際映画の街 CANNES（カンヌ）

僕にはぜひこの街でレッドカーペットを闊歩していただきたい日本の役者くん(26才)がいるのです。

その国際映画祭が開かれるのは、毎年５月。
ちょうど１か月前は、相当華やかな雰囲気だったことでしょう。

きっと彼はここに立つ。
…ここで、世界の注目を浴びる。

そう信じております。


■CANNES（カンヌ）※ウィキ
■CANNES(カンヌ)※公式HP＜仏語＞
■カンヌ国際映画祭　※ウィキ

２４．CANNES 旧港近辺

鉄道の駅に一旦向かい、そこから街に踏み出してみれば、まるで列車で旅行している感覚を味わえうるのか……？



ｿｳﾃﾞﾓﾅｶｯﾀ(-。－;)



SNCFのCANNES駅から、海に面した国際映画祭の会場〝PALAIS DES FESTIVALS ET DES CONGRES（パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ）〟方面へゆっくりゆっくり歩いてみました。

２５．そしてニース。

カンヌからD6007を海沿いに走る。

それでもなるべく海沿いを通るコースをナビで調べ、旧道などに入っていくもんだから、たまに道に迷ってしまったり……。

ANTIBES(アンティーブ)という街では、なんだかデッカイ団地のようなことろに紛れ込んでしまった。


しかし、気を取り直してD6098を快調に飛ばす!!
左にSNCFの線路、右に地中海………

２６．PROMENADE DES ANGLAIS(プロムナード・デザングレ) ～ニース～

NICE（ニース）は、コート・ダジュールの中心都市。

まずはその代名詞とも呼ばれている、全長３．５kmにも及ぶ海岸に沿った大通り
〝プロムナード・デザングレ〟のすぐそばの駐車場に車を止め、
しばし海をﾎﾞｰｰｰーっと見ることに。

※プロムナード・デザングレ＝イギリス人の遊歩道という意味。

■プロムナード・デザングレ　※ウィキ

有料ビーチと公共ビーチが入り乱れ、一瞬？？？って感じになる。
とにかく広い歩道に設置されたベンチに座って、いつまでもいつまでも海を見つめていたくなる……。

２７．ニース＜街の風景＞

海岸をどれくらいﾎﾞｰｰｰｰｯと眺めていたのかな。

日差しは強いけど、風は涼しい。　爽快爽快！
人々は思い思いの時間を、このビーチで過ごしていました。

意外だったのは、やはり〝白い砂〟ではなく、大粒の砂利が敷き詰められていたこと。

…背中が痛いし、熱いだろーーーな。


■NICE（ニース）※ウィキ　
■ニース市公式サイト（フランス語）　
■ニース観光局（英語・フランス語）　

２８．ニース＜旧市街＞

このスレッドと、次のスレッド（ニース城址公園）は、実際に歩いたのは2009.06.10/ WEDになります。
モナコから帰ってきた後、ニースの旧市街を闊歩しました。

日本だと〝旧市街〟という表現は、なんとなくさびれた感が漂いがちですが、このニースの旧市街は、まったくそれは当てはまりません。

狭い路地を挟んで、さまざまな商店が並び、活気に満ちあふれていました。


カラフルな建物、青い空、白い雲、日焼けした男、女……。

それを眺めているだけでも楽しい時間が過ぎていきました。